麒麟の翼

2012(平成24)年1月28日公開の映画『麒麟の翼』は、原作者の東野圭吾氏が自ら認める
"シリーズ最高傑作"と言われています

東京・日本橋、「翼のある麒麟像」の下で中年男性が息絶えた。彼は何故、腹部を刺されたまま8分間も、助けを求めずに歩いたのか?
被害者のバッグを持って逃走中の青年は、警察官に追われて道路に飛び出し、トラックに
轢かれて意識不明の重体に陥っていた。
青年の恋人は、彼の無実を訴えるが、警察は生活に困窮する青年が、金品欲しさから犯行に及んだものとして、裏付け捜査を始めていた。
推理の限界を感じていたある刑事が、被害者と加害者の接点を調べて行く内に、ある事実を知ることとなり・・・。

夢を持って上京してきた恋人達の挫折、派遣社員に対する労災隠しの強要、学校でのいじめ
色々な伏線が絡み合って、涙なしでは観られない素晴らしい作品に仕上がっています

今日は、1603(慶長8)年に「日本橋」が開通し、主要街道の起点として、以来日本の道路交通の中心になった日だそうです