やねよりたかいこいのぼり

今日5月5日は「こどもの日」ですね

　♪ やねよりたかい　こいのぼり
　　おおきいまごいは　おとうさん
　　ちいさいひごいは　こどもたち
　　おもしろそうに　およいでる

おかあさんが出てきませんね^^;)
おかあさんは、何処に行ってしまったのでしょうか?!

この歌が作られたのは1910(明治43)年で、作詞は近藤宮子さんという女性だそうです
「こどもの日」の基となった「端午の節句」は、家督を継ぐ男児の成長を願うもので、時代背景的にも”男尊女卑”の考え方が主流だったと思います。

一説には、農作業(田植え等)を迎える前のこの時期に女性を休ませ、鋭気を養って貰おうという男性側の配慮から、おかあさんは登場しないのだと言うことです

1982(昭和57)年の教科書「しょうがくせいのおんがく１」には、おかあさんが登場する2番の歌詞が掲載されたそうですが、あまり浸透しなかったようです