山吹の花

我が家の、「山吹(やまぶき)の花」が咲いています

室町時代の武将太田道灌が鷹狩り中に雨に遭い、蓑を借りようとした貧しい娘が山吹の花の一枝を渡して、蓑がないことを古歌｢七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき｣にかけて伝えてきたけれど、その意味が分からず怒って帰ってきたところ、家臣にその意味を聞かされ、自分の無知を恥じたということです

小判の黄金色を、この花に例えて「山吹色」と言いますが、徳川家康が安倍川の上流にある「井川金山」を視察した時、地元の庄屋が黄な粉を塗した餅を「金な粉餅」と称して家康に献上したところ、大変気に入って「安倍川餅」と名付けたそうですね