SSブログ

天河伝説殺人事件 [映画]

天河伝説殺人事件.jpg
2月16日(金)AM12:00~からBSフジで放送された、『浅見光彦シリーズ30』の浅見伝説三部作最終章は「天河伝説殺人事件」でしたが、1991年公開の角川映画15周年記念作品は、基本ストーリーは同じものの、テレビと映画ではちょっと違うなと思い、Amazonさんでポチっとして見比べてみました[映画]

新宿の高層ビル街を歩いていた会社員が、突然倒れ死亡しますが、彼の持ち物の中に、奈良県吉野郡天川村にある「天河神社」のご神体を型取った“五十鈴”がありました。
一方、能楽の水上流では跡目相続問題が起きていました。
そんな中、紀行ルポの取材で吉野を訪れていた浅見光彦は、水上家の長老である高崎という老人と出会いますが、その後に死体が発見され…。

光彦(榎木孝明さん)が並列駐車場から出るのに手間取っていると、秀美(財前直見さん)に怒鳴られるシーンが最初の出会いで、最後に並列駐車場から出る秀美を見掛けた光彦が、「何処かで逢ったと思ったら…」とつぶやくシーンが、ブックエンドのようで面白かったです[グッド(上向き矢印)]

刑事役の加藤武さんが、犯人を推理する時「ヨシ、分った」と手を叩いて片手を上げるシーンや、白い粉薬を吹くシーンは、金田一耕助シリーズから15年進歩が無いと、警察庁刑事局長浅見陽一郎役の石坂浩二さんが、メイキングで本人から聞いたと語っていました[るんるん]

毒殺の小道具『雨降らしの面』にトリカブトの毒を塗った長原敏子役の岸恵子さんは、金田一耕助シリーズ第2作『悪魔の手毬唄』で殺人を行う青池リカ役も演じていますが、十数年経ってもお綺麗で、美女の殺人鬼は怖さが倍増しますね[揺れるハート]
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0