阿修羅像

昨日の午後9時からBS朝日で放送された、「あなたの知らない京都旅～1200年の物語～」の”京都と繋がる奈良の国宝”で、俳優の賀来千香子さんが訪れた興福寺の国宝館に安置されている『阿修羅像』は、何故優しいお顔をいているのかという秘話が紹介されました

阿修羅は帝釈天に歯向かった悪鬼神とされており、帝釈天に娘を力ずくで奪われ、それに怒って戦いを挑むようになったため、本来なら鬼のような形相をしているのですが、聖武天皇の妃である光明皇后が生後1年足らずで夭折した息子(皇太子：基王)の10代後半に育った姿を想像して、この阿修羅像を仏師に作らせたのではないかということでした

一時期、俳優の大谷直子さんに”お顔が似ている”ということで話題にもなりましたね

身長153センチ、重さ15キロと比較的軽かったため、4度の火災に見舞われても持ち出すことが出来たので、焼失を免れたようでした


お土産で買ってきた「阿修羅くん」のゴム印は

こんな感じです