若冲は、本物の象を観たことがあるのか?! [美術]
今日は、1729(享保14)年にベトナムからの献上品として、清の商人により初めて象が日本にやって来た日だそうです
最初に中御門天皇の御前で披露され、その後江戸に運ばれ、5月27日に八代将軍徳川吉宗公に送られたそうです
伊藤若冲は1716年3月1日(正徳6年2月8日)生まれですから、ちょうど13歳の時に象を観ているかも知れませんが、その後にも象が日本にやってきていますので、その時に観たのかも知れません
従って、若冲は象を知っていたと思いますが、虎の絵は、当時の他の画家と同じように、猫を観てイメージを膨らましたようです
上の「鳥獣花木図屏風」は静岡県立美術所蔵なので、運が良ければ観ることが出来ますが、この「象屏風」は「鯨屏風」と一緒にサントリー美術館で観ましたね
2021-04-28 23:18
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